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KS・KP防球ネット

進化し続ける、実践から生まれた三陽の防球ネット

私たちは「防球ネットのなぜ?」に正面から向き合っています。

  • なぜ高さ10mが必要なのか?
  • なぜこの柱設計が妥当なのか?
  • なぜこのネット仕様が採用されているのか?

50年以上前に設置された防球ネットの点検業務を通じて、こうした疑問に答えを見出し、新たな製品開発・工法改良に活かしています。

また、過去の事故例や自然災害への対応も重視し、安全性・耐久性を常に最新の知見でアップデート。設計・施工に加え、維持管理の観点からも改善を重ねた防球ネットです。

防球ネットの選定方法

防球ネットの特徴

  • 01全国標準に基づく高品質な防球ネット

    三陽の防球ネットは、計画立案・構造計算・仕様選択・施工基準・維持管理のすべてにおいて、(一社)日本防球ネット施設業協会の指針に基づき設計・施工を行い、全国標準に準拠した高品質な製品をご提供しています。

    一般社団法人 日本防球ネット施設業協会
    日防協会員登録認定証
  • 02高い耐久力と錆び防止処理

    KSポールは、高張力鋼管(STKT-590・JIS-G3474)を使用しており、強い耐久性を長期に渡り維持します。また、一番錆びの発生しやすい柱脚部(GL)部仕様は環境対応型系クリヤー塗装なので内部腐食が発生しても点検可能です。万が一、柱脚部が土草に覆われたとしても嵩上げ基礎天端がGLより1cm以上高いので安心です。

  • 03イニシャルに有利なKPポール

    初期費用が安価なコンクリートポールタイプです。地盤が安定している場所や短期に多くの施設を改修する場合に有効です。

  • 04周囲の環境や災害時に備える

    災害時に防球ネットが倒壊した場合にも安全に対処できることを想定した場所に応じた製品選択を行います。(隣接する道路が緊急輸送道路に該当していないか、液状化や土砂災害の危険性はないか、転倒時に避難通路を確保できるか)

標準規格

設計条件:速度圧q=0.6EVo2(基準風速34m/s)

呼び名 KSボール 材質 全長 柱間幅 基礎(平端部)
KS-1 H=4m Φ114.3×3.5mm STK-400鋼管 5,000 6,000 Φ450×1,000
KS-1 H=5m Φ139.8×3.0mm STK-500鋼管 6,300 8,000 Φ450×1,300
KS-1 H=6m Φ190.7×3.5mm STKT-590鋼管 7,600 10,000 Φ450×1,600
KS-1 H=7m Φ190.7×3.5mm STKT-590鋼管 8,800 10,000 Φ450×1,800
KS-1 H=8m Φ216.3×3.8mm STKT-590鋼管 10,000 10,000 Φ450×2,000
KS-1 H=10m Φ190.7×3.5mm STKT-590鋼管 12,300 10,000 Φ450×2,400
Φ216.3×6.3mm
KS-1 H=12m Φ216.3×3.8mm STKT-590鋼管 14,700 10,000 Φ450×2,600
Φ267.4×6.5mm
KS-1 H=14.8m Φ216.3×6.3mm STKT-590鋼管 18,000 10,000 Φ450×3,300
Φ267.4×10.6mm

H=15m以上になると、工作物の申請が必要になり、計算上基礎のボーリングデーターが必要になります。ネット昇降式も同様です。各市町村により風速(m/s)基準があり、それに適合した柱規格へ変更が生じる場合があります。

製品タイプ別紹介

Ⅰ型|全面化繊ネットタイプ

グラウンドや公園で使われる標準タイプ

敷地内部にある公園やグラウンドに有効な一般的な防球ネットで多くの施設で使用されています。また、下段と上段を分けて下段に安価で破損しにくい太径のネットを配置することで張替えのコストを削減することも可能です。

Ⅱ型|下部フェンス併用タイプ

防犯性と安全性を両立
上段:ネット/下段:フェンスの組み合わせタイプ

下部2m前後を金網(メッシュ)フェンスにて構成し上段を化繊ネットとしています。外部からの直接的な侵入を防ぐ敷地外周に防球ネットを設置する場合に多く採用されています。ただし近年ボールの金属衝撃音を嫌う人も増えてきたので住居が近くにあり、サッカーやバスケットのような大型のボールを使用する球技のコートを近接設計する場合はⅠ型が妥当であると思われます。

Ⅲ型|全面ひし形金網張り

防球ネットではあまり使用されないが、全面が金網で構成されている防球フェンスです。空港や発電所等の特殊エリアで可燃性の材料を使用できない場合に採用されます。ただし、金網端部が変形により鋭利な突起になる場合が多いため公園や教育施設では地上部まで設置する場合は注意が必要である。

標準ネット(標準仕様)

上段ネット

紫外線に強い一般的なポリエステル系ネット

イメージ 材質 規格 網目 糸径
ネットイメージ ポリエステル 365T/56本 40mm目 Φ1.9mm
ネットイメージ ポリエステル 1100T/18本 40mm目 Φ1.6mm

写真と実際の網目のサイズは異なります。

下段ネット

物理的な衝撃に強い糸径が太いネット。破損・取り換えを想定した安価なネット。

イメージ 材質 規格 網目 糸径
ネットイメージ ポリエステル 1100T/40本 40mm目 Φ2.8mm
ネットイメージ ポリエチレン 440T/45本 37.5mm目有結 Φ2.4mm
ネットイメージ ポリエチレン 440T/60本 40mm目 Φ2.7mm

写真と実際の網目のサイズは異なります。

オプション

仕上げ

カラー粉体仕上げ

めっき処理した標準品にカラー粉体塗装をおこないます。周囲の建物にマッチした製品です。

  • グリーン

    グリーン

  • グリーン

    ブラウン

特殊めっき仕上げ

景観条例や美観地区で多く使用されるリン酸亜鉛処理(OMZP)や海岸等の塩害が予想される場所での溶融亜鉛アルミニウム合金めっき処理(SGめっき®※)も可能です。

SGめっき®は株式会社興和工業所の登録商標です。

参考)リン酸亜鉛処理(OMZP) ※オーエム工業株式会社

防風、防砂、防塵、目隠しネット

防球ネットの下部2~3mに防風、防砂、防塵、目隠しのネットを設置します。また、野球場ではバックスクリーンとして高尺なものを設置する場合もあります。テニスコートでは防風、防砂、目隠し、プールでは目隠し、住宅街のグランド及び公園では防砂、ナイター設備周辺では目隠し、遮光ネットを設置します。

ネット仕様

強風エリア仕様

高さが8mを超え、以下の条件に一致するエリアの防球ネットは、強い風が吹く上段のネットを充実率の低いネットにし、金具も風速に対応した強化金具を使用しています。これらは点検業務を通じて過去の破損個所及び地域を精査し、弊社独自でLCCを考慮した仕様となっています。

推奨される地域や条件
  • 基準風速が36m/s以上である
  • 日本海側沿岸部である
  • よく風が吹く山裾及び渓谷である
  • 田舎(平地)地帯で遮蔽物が5km以上ない地域
  • 離島及び湖岸、海岸線に近い地域
標準上段ネット
イメージ 材質 規格 網目 糸径
ネットイメージ ポリエステル 365T/56本 40mm目 Φ1.9mm
ネットイメージ 高分子量ポリエチレンMIX –/– 40・45mm目 Φ1.15mm~Φ1.3mm

セイフティーガード(柱クッション材)

セイフティーガード(柱クッション材)

芯材にウレタンを使用することにより、クッション性に優れます。また外側にターポリンを使用することにより防水性にも優れます。柱への接触時に衝撃を緩和します。

ネット製品

避難用すべり台・その他製品